遠心分離機用の歯車装置
专利摘要:
遠心分離機用の優れた歯車装置を提供する。スクリュー型遠心分離機、特に駆動されるドラム(23)と、好ましくはドラム(23)に対して差速をもって駆動されるスクリュー(22)とを備えるソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機用の歯車装置(1)であって、歯車装置(1)は、少なくとも1台またはそれ以上の駆動モータ(24、25)とスクリュー(22)とドラム(23)との間に設置されており、油式の流動潤滑剤が連続的に補充されるようになっていて、歯車装置(1)には、中空軸として設計された歯車装置の駆動軸(9、18)の少なくとも1本の中空流路に配管(6)を介して接続された潤滑剤補償容器(7)を備える、潤滑剤補償システム、特に潤滑剤補償回路(5)が設けられている。 公开号:JP2011515209A 申请号:JP2011500193 申请日:2009-03-17 公开日:2011-05-19 发明作者:ヴィルヘルム オストカンプ,;リチャード ノイバウアー, 申请人:ジーイーエー ウエストファリア セパレーター ゲーエムベーハー; IPC主号:B04B1-20
专利说明:
[0001] 本発明は、遠心分離機用の歯車装置、特に請求項1の前提部に記載されているようなソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機用の歯車装置に関する。] 背景技術 [0002] デカンタ、すなわち、ソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機を駆動するために、駆動モータの下流側に接続され、ドラムの回転速度で回転する要素を有する歯車装置が使用されている。] [0003] 連続的に油が補充されるデカンタ歯車装置において、運転継続中に充填レベルを確認したり、ギヤ油をさらに追加したりすることは容易にはできない。保守作業中で装置が停止している時のみ、漏れ、例えば生成物空間に向かう漏れを検出することができる。さらに、当該タイプのデカンタの場合、歯車に高圧が形成されることがあり、これを避けることが望ましい。] [0004] 技術背景に関しては、国際公開第2004/097255号公報、ドイツ特許第19 18 130号公報、ドイツ実用新案第20 2005 001 539号公報、ドイツ特許第10 334 370号公報、欧州登録特許第0 409 791号公報、ドイツ特許第1 009 865号公報、およびドイツ特許第1 782 548号公報を参照されたい。] 先行技術 [0005] 国際公開第2004/097255号公報 ドイツ特許第19 18 130号公報 ドイツ実用新案第20 2005 001 539号公報 ドイツ特許第10 334 370号公報 欧州登録特許第0 409 791号公報 ドイツ特許第1 009 865号公報 ドイツ特許第1 782 548号公報] 発明が解決しようとする課題 [0006] 冒頭に記載された問題の背景に対して、本発明の目的は、これらの問題を少なくとも大幅に解消することである。] 課題を解決するための手段 [0007] 本発明は、請求項1の主題を通じてこの目的を達成する。] [0008] したがって、歯車装置は、中空軸として具現された歯車装置の駆動軸の少なくとも1本の中空流路に配管を介して接続された潤滑剤補償容器を備える、関連する潤滑剤補償システム、特に潤滑剤補償回路を有する。] [0009] 油のいかなる損失も補償するため、かつ運転中に現在の漏れを即座に表示させるため、歯車装置の上方に油補償容器が設置されている。油補償容器は、回転式導入部を介して歯車内の油空間に接続されており、歯車の駆動軸の軸線方向かつ中心位置に移送場所が配置されている。歯車内で油が失われた場合は、容器から歯車内へ油が流入することができる。それにより、簡単な方法で損傷が防止される。] [0010] 加えて、本発明は、簡単な方法で、圧力差を回避し、または「通気」および、潜在的にごみや水の浸入につながる可能性のある加熱時の歯車内の圧力上昇を防止する。] [0011] さらに、油損失がより確実に検出可能になる。それにより、歯車が危険にさらされる前に、油損失を視覚的に検出することが可能になる。] [0012] さらに、遠心分離される材料の混入の可能性を(特に内歯車の場合に)妨げることができる。] [0013] さらに、製造を維持する必要がある場合には、運転継続中に歯車内に油をさらに追加することができる。] [0014] それでもなお、直結駆動と呼ばれる、モータが駆動軸の端部側に同軸上に取り付けられる駆動概念を実現する場合には、中心位置での回転式導入部の概念は、相対的に多大な技術努力をかけることによってしか実現が不可能である。しかしながら、中空軸を有するモータを使用することが可能であり、後者の変形例が請求項3の有利な主題を形成する。] [0015] 回転式導入部が中空の駆動軸を取り囲むように配置される場合には、油は、中空軸にその側面の孔を通じて入る必要がある。この孔を径方向に形成し、後に歯車空間に通じる駆動軸中心部の孔または配管に合流させることが考えられる。] [0016] それでも、歯車箱が不動の時には、回転中の駆動軸は、油が駆動軸の径方向の孔内で外側に加速されるため、油を歯車から補償容器に圧送しようとする。吸引力が十分に高い場合には、油が流出し、空気が運動用シールの下で歯車内に吸い込まれる。駆動軸の内端に等価の径方向孔を配置すれば、この作用を回避することができる。] [0017] さらなる問題は、歯車内の油の損失を確実になくすことができないということにある。例えば、歯車が相対的に大きな気泡を含んでいると、駆動軸の孔の中は空であり、油は、遠心力に抗して外部から駆動軸に入らなければならなくなる。] [0018] 油の再流動を達成するためには、油を容器内で制御して加圧する必要が生じることになるが、実行不可能である。] [0019] これらのさらなる問題は、中空軸として設計され、軸線方向に延びる2本の油孔を有する駆動軸を備えた歯車装置によって解決することが可能であり、有利な実施形態によれば、油孔は、偏心させて形成されており、互いに隣接して配置された横方向孔を受け入れている。油孔の一方を中心線上に形成し、他方を最初の油孔に対して偏心させて、または、例えば最初の油孔と同軸上に形成することも考えられる。] [0020] この場合、横方向孔は、好ましくは(ピーリングディスクの原理に従って)互いに横にずれて斜めになるように縦方向孔上に開口されている。] [0021] この場合、横方向孔が、一方の流路が圧送し、もう一方が吸い込むように、回転方向とは無関係に形成されていると特に有利である。歯車箱が回転すると、対応して設計された回転式導入部が規定のシステムを提供し、油が目標どおり歯車に送り込まれ、空気が送り出される。この配置は複数の利点を有している。] [0022] まず、この配置は、回転方向とは無関係に作用可能である。] [0023] さらに、この配置は、空気を歯車から安全に排出させる。] [0024] 加えて、この解決策は、スクリューを駆動するために端部側に配設されたもう1台のモータを有するという設計上単純な方法で実現させることができる。この解決策は、グリースの代わりに油で歯車装置を潤滑する場合に特に適している。] [0025] 回転式導入部内の2本の流路が中間のシールによって互いに分離されており、2本の管を介して接続されていれば、ろ過と冷却も考えられる。] [0026] 従属請求項からは、さらに有利な構成が推定される。] 図面の簡単な説明 [0027] 図1は、油補償容器が関連する、概略示された第1の歯車装置の部分領域の断面図である。 図2は、第2の歯車装置の部分領域を示す図である。 図3aは、第3の歯車装置の部分領域の断面図である。 図3bは、駆動軸の軸線方向領域の断面図である。 図3cは、駆動軸の軸線方向領域の断面図である。 図3dは、駆動軸の軸線方向領域の断面図である。 図3eは、駆動軸の軸線方向領域の断面図である。 図4aは、冷却装置を備えた第3の歯車装置の部分領域の断面図である。 図4bは、冷却装置を備えた第3の歯車装置の部分領域の断面図である。 図4cは、冷却装置を備えた第3の歯車装置の部分領域の断面図である。 図4dは、冷却装置を備えた第3の歯車装置の部分領域の断面図である。 図4eは、冷却装置を備えた第3の歯車装置の部分領域の断面図である。 図5aは、第4の歯車装置の部分領域の断面図である。 図5bは、第4の歯車装置の部分領域の断面図である。 図5cは、第4の歯車装置の部分領域の断面図である。 図5dは、第4の歯車装置の部分領域の断面図である。 図5eは、第4の歯車装置の部分領域の断面図である。 図6は、ソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機の概略図である。 図7は、ソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機の概略図である。] 図1 図2 図3a 図3b 図3c 図3d 図3e 図4a 図4b 図4c 実施例 [0028] 以下、本発明を例示の実施形態に基づいて図画を参照しながら説明する。] [0029] 図1は、ソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機の歯車装置1の断面図である。ソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機の構造に関しては、図6を参照する。] 図1 図6 [0030] ソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機は、スクリュー22とドラム23を有しており、歯車装置は、少なくとも1台またはそれ以上の駆動モータ24、25の間に接続されている。] [0031] 取り付け状態では、歯車装置1は、歯車装置1の回転部品がそれぞれ水平方向に向いた回転軸を有するように方向づけられていることが好ましい。中央の駆動軸9、18(図1または図3と、図5および図6を参照)の主回転軸はDで示されている。歯車装置の被潤滑要素には、特に複数の軸受2が含まれる。] 図1 図3 図5 図6 [0032] 歯車装置は、連続的に油が補充される歯車装置として設計されている。歯車装置は、それ自体様々な方法で組み立てることができ、特に、例えば遊星歯車段などの形で設計可能な、少なくとも1段またはそれ以上の歯車段をそれぞれ有する1つ以上の歯車を有することができる。] [0033] トルクを供給するために、駆動モータ(図1には図示しないが、図6を参照)の出力軸28に対して図6に示す伝動ベルト26、27を介して連結された、1つまたは、この場合2つのプーリ3が使用されている。] 図1 図6 [0034] 出力軸4(図1には詳細に図示せず)は、それぞれドラム23とスクリュー22のスクリュー本体とに耐ねじれ式に連結することができる。] 図1 [0035] 図3〜図7によれば、スクリュー22を駆動する役割を果たす1台の駆動モータ25が、他方では、駆動軸18の軸線方向延長部分に直接配設されることによって、例えば、歯車装置1にスクリュー向けの駆動モーメントまたは制動モーメントを導入する駆動軸のために一種の直結駆動を形成する。] 図3 図4 図5 図6 図7 [0036] 歯車装置1は、スクリューとドラムの間に差動回転速度を発生させる働きをする。ドラム23の軸線方向両端部にあるドラム軸受には、参照符号29が付与されている。] [0037] 歯車装置1の被潤滑要素を潤滑するため、特に軸受2を潤滑するために、一種の潤滑剤補償システム、好ましくは潤滑剤補償回路5を用いて歯車装置1に導かれる流動潤滑剤、特に油が使用される。] [0038] 潤滑剤補償回路5は、配管6(図1および図6参照)を有しており、配管6の終端には、歯車装置から遠い位置で歯車装置1より十分上方の高さに、ある一定のレベルまで潤滑剤が充填された潤滑剤補償容器7が配置されている。好ましくは、潤滑剤補償容器7内の油のレベルは、常に、歯車内の最も高い油供給点より高くなっている。] 図1 図6 [0039] この場合、配管6の他端は、駆動モータ25用の駆動軸の役割も果たしている(この点で図6に類似している)、中空軸9の軸線方向延長部分に位置する軸回転式の導入部8を介して、歯車装置の中空軸9に通じており、中空軸9は、1個以上の部品の形に設計可能であって、歯車装置の歯車および/または歯車段の好ましくは1つ以上、特にすべてを軸線方向に貫通している。] 図6 [0040] 潤滑剤は、単純な方法で、歯車装置の被潤滑要素、特に軸受2のすべての領域に軸線方向に導くことができる。] [0041] 潤滑剤は、中空軸9から好ましくは径方向に分岐する流路10を経由して、歯車装置の被潤滑要素まで流れることができ、さらにそこから、例えば軸線方向および/または径方向に延びる連絡空間または連絡流路を経由して、回転軸と平行に延びる1つ以上の環状空間11に入る。] [0042] 回路を実現するため、空間11内の径方向の油レベルPは、非回転の、または運転時に不動の輸送手段、特にピーリングディスク状の要素12またはすくい管によって制限されている。その結果、輸送手段は、求心ポンプ式に使用され、潤滑剤を回転系から最初は径方向内側に圧送し、次に径方向外側に延びる排出配管13に圧送することができる。] [0043] 排出配管13は、潤滑剤補償容器7と歯車装置1の間で配管6に通じている。] [0044] ピーリングディスク、すなわち求心ポンプ状の要素12と、潤滑剤補償回路5の供給配管としての中空軸9内の好ましい供給配管とを備えたこの配置により、内部の転がり軸受2に給油を行いながら、簡単な方法で規定の油レベルを歯車装置に設定することができる。] [0045] このように、歯車装置の被潤滑要素の潤滑は、簡単な方法で保証される。] [0046] 図2は、ソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機の歯車装置1の別の特に有利な変形例の詳細を示す。] 図2 [0047] この場合、潤滑剤は、ピーリングディスク状要素や、この場合には一種のすくい管12’などの輸送手段を経由して、この場合にはすくい管開口から歯車装置1の径方向内部の空間21に戻る排出配管13’を経由して、歯車装置の径方向外側領域から歯車装置の径方向内側領域に排出される。このことは、一般に中心部においては外側よりも油圧が低く、歯車は中心部において油補償容器(図1参照)に接続可能であって、遠心力が低いため、有利である。(潤滑剤表面域Pを設定するための)環状空間11への流入量は、リストリクタ33の寸法を適切に決めることによって左右することができる。] 図1 [0048] 図3aは、本明細書では他に説明されておらず、潤滑剤が歯車装置に供給される方法以外は図1のタイプと同様にそれ自体構成されることができる、別の歯車装置の部分領域を示しており、すなわち、特に、潤滑剤補償容器7からの供給配管が、連続的に油が補充されるデカンタ歯車装置1の潤滑剤補償回路5の一部として設けられている。] 図1 図3a [0049] トルクがプーリを介して供給される図1とは異なり、図3(および図4)によれば、いずれにせよ特定の部分が中空軸として具現された駆動軸18が設けられており、駆動軸18は、スクリュー向けの駆動モーメントを供給するために、歯車装置1の主回転軸の軸線方向延長部分において、直結駆動の形で設計されたスクリュー用駆動モータに連結されている(図6)。] 図1 図3 図4 図6 [0050] この場合、図3、図4および図5にも見るように、軸線方向から駆動軸(中空軸)18内へではなく、特に回転軸Dに対する径方向に平行な1つ以上の平面内で、角度をつけて延びて「横から」中空軸18に通じる横方向孔16、17を介して、給油と、場合によっては(空気に油が含まれることもある)排気とを実現するようになっている。] 図3 図4 図5 [0051] 図3によれば、中空軸18は、図1と異なり、給油配管として中空流路を1本しか持たないのではなく、好ましくは軸線方向に平行に延び、偏心させて、すなわち回転軸Dの外側に配設された2本の縦方向流路14、15を有しており、そのうちの一方が潤滑剤供給配管として、他方が潤滑剤排出配管7として機能する。縦方向流路の一方を中心位置に、もう一方を偏心させて配設することも考えられるであろう。] 図1 図3 [0052] 縦方向流路14、15からは、横方向孔16a、16b、17a、17bがそれぞれ縦方向流路、すなわち配管14、15から外に通じている。この場合、横方向孔16a、16b、17a、17bは、それぞれ好ましくは径方向に対して平行に(またはその代わりに角度をつけて)向いており、回転軸Dの方向には互いに軸線方向にずれて配設されている。それぞれ2つの関連する横方向孔16a、16b、17a、17bは、互いに平行に向いている。しかしながら、2つの関連する横方向孔は、互いに角度を形成してもよく、および/またはこの場合2本の縦方向流路14、15間の中央に延びる回転軸Dに対して径方向に角度を形成してもよい。横方向孔16、17は、運転時に中空軸18が回転する間に、横方向孔においてそれぞれ圧送効果または吸込み効果が生まれるように、径方向に対して平行または斜めに向いている。] [0053] 特に、それぞれ2本の隣接する分岐流路、すなわち横方向孔16a、16bおよび17a、17bは、それぞれ、油が横方向孔の一方、例えば孔16aを通って縦方向流路の一方、例えば流路14に圧送され、空気(場合によっては小量の油分を含む)が他方の縦方向流路、例えば流路15から他方の横方向孔、例えば孔16bを通って排出されるように方向づけられている。] [0054] 横方向孔16a、16b、17a、17bは、この場合全部で4つ存在するが、そのうちの2つずつは、駆動軸を取り囲む回転式導入要素32の共通の環状空間19または歯車内の環状空間20内に向かってそれぞれ外向きに開口し、非回転系と回転系との間の回転式導入部の一種が、油補償容器7に接続されている(図示せず)配管6に通じる環状空間19に実現されている。] [0055] 環状空間20は、軸受2などの被潤滑要素に接続されている。] [0056] 横方向孔16a、16b、17a、17bが、それぞれ一方の流路14が圧送し、他方の流路15が吸い込むように、ピーリングディスク状にかつ回転方向とは無関係に形成されていれば、特に有利である。] [0057] 図3bは線Aに沿う、ページ面に垂直な断面図、図3cは線B上の類似の断面図、図3dは線C上の断面図、図3eは線D上の断面図である。] 図3b 図3c 図3d 図3e [0058] 環状空間19は、配管6を介して油補償容器7に接続されている。これにより、デカンタ歯車装置1用の規定の潤滑剤回路5が簡単な方法で提供される。] [0059] 図4によれば、横方向孔16a、16bは、軸18を取り巻く回転式導入要素32の互いに軸線方向に隔離された環状空間19a、19bに通じており、さらにそこから、補償容器7に導かれるそれぞれ別個の供給および排出配管6、13に通じており、その結果、この場合、補償容器7によって完全な潤滑剤回路が実現される。] 図4 [0060] 排出配管13の領域では、図4による潤滑剤補償回路5に、潤滑剤(油)を冷却またはろ過するために、冷媒流路35を有する随意の冷却装置30および/または随意のフィルタ34がさらに設けられているが、これらは設計上必ずしも設けられなくてもよい。他の点では、配置は図3の配置に対応する。] 図3 図4 [0061] 図5によっても、横方向孔16a、16bは、軸18を取り巻く回転式導入要素32の軸線方向に互いに隔離された環状空間19a、19bに通じており、さらにそこから、この場合それぞれ別々に補償容器7に導かれるそれぞれ別個の供給および排出配管6、13に通じており、その結果、この場合、補償容器7によって完全な潤滑剤回路が実現される。] 図5 [0062] 図7は、ソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機を示し、その歯車装置は、駆動モータ25を貫通する中空軸31に、配管6と回転式導入部(図7には図示せず)を介して油を導く潤滑剤補償容器7を同様に有している。中空軸31は、中空軸9の軸線方向延長部分に直接配置され、耐ねじれ式かつ油密に接続されている。] 図7 [0063] 1歯車装置 2軸受 3プーリ 4 外側の軸 5潤滑剤補償回路 6供給配管 7 潤滑剤補償容器 8回転式導入部 9中空軸 10流路 11 環状空間 12輸送手段 13排出配管 14、15縦方向流路 16a、16b、17a、17b横方向孔 18 軸 19 環状空間 20 空間 21 空間 22スクリュー 23ドラム 24、25駆動モータ 26、27伝動ベルト 28出力軸 29ドラム軸受 30冷却装置 31中空配管 32 回転式導入部 33リストリクタ 34フィルタ 35冷媒流路 P 潤滑剤表面域 R径方向 D 回転軸]
权利要求:
請求項1 スクリュー型遠心分離機、特に、駆動されるドラム(23)および好ましくは前記ドラム(23)に対して差動回転速度で駆動されるスクリュー(22)を備えるソリッドボウル・スクリュー型遠心分離機、に用いられる歯車装置(1)において、前記歯車装置(1)が、少なくとも1台の駆動モータ(24、25)と前記スクリュー(22)と前記ドラム(23)との間に接続され、前記歯車装置(1)は、油式の流動潤滑剤が連続的に補充されるようになっており、前記歯車装置(1)は、中空軸として具現された前記歯車装置の駆動軸(9、18)の少なくとも1本の中空流路に配管(6)を介して接続された潤滑剤補償容器(7)を備えた潤滑剤補償システム、を有することを特徴とする、当該歯車装置。 請求項2 前記潤滑剤補償システムが潤滑剤補償回路(5)であることを特徴とする、請求項1に記載の歯車装置。 請求項3 前記駆動モータの1台(25)が、前記駆動軸(9、18)の軸線方向延長部分に直接配設されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の歯車装置。 請求項4 前記油収集容器(7)から前記中空軸(9、18)の前記中空流路への導油(6)が、前記駆動モータの中空軸(31)または中空軸部分を介して実行されることを特徴とする、請求項2または3に記載の歯車装置。 請求項5 油が、前記油収集容器(7)から回転式導入部と少なくとも1つの孔(16)を介して前記中空軸(9、18)内に供給され、前記歯車装置の前記駆動軸(9、18)内を軸線方向に延びる前記少なくとも1本の中空流路(14)に供給されることを特徴とする、請求項4に記載の歯車装置。 請求項6 油が、前記油収集容器から中空軸(18)として具現された前記歯車装置の前記配管に、前記歯車装置の前記中空軸の前記軸線方向延長部分に配設された回転式導入部(8)を介して供給されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項7 潤滑剤が、前記中空軸(9)から前記歯車装置の被潤滑要素に分岐する流路(10)を流れ、前記流路(10)から油レベルPを有する少なくとも1つの環状空間(11)に入ることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項8 前記環状空間(11)内の径方向の油レベルPが制限されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項9 前記空間(11)内の径方向の油レベルPが、輸送手段(12)によって制限されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項10 前記輸送手段が、運転中に潤滑剤を前記回転系から排出配管(13)に求心ポンプ式に排出するように、ピーリングディスク状要素(12)の様式に設計されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項11 設けられている前記ピーリングディスク状要素が、潤滑剤を前記歯車装置の径方向外側領域から前記歯車装置の径方向内側領域に排出させるすくい管(12’)であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項12 前記駆動軸(18)が、前記スクリュー(22)向けの駆動モーメントを供給するために、前記歯車装置(1)の主回転軸の軸線方向延長部分において、直結駆動の形で設計された前記スクリュー(22)用の駆動モータ(25)に連結されており、潤滑剤が、特に前記回転軸Dに直交する1つ以上の平面内で、角度をつけて延びて前記中空軸(18)に通じる横方向孔(14、15)を介して供給されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項13 前記中空軸(18)が、好ましくは軸線方向に平行に延びる2本の縦方向流路(14、15)を有することを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項14 前記縦方向流路(14、15)が前記回転軸に対して偏心して延びているか、または、前記縦方向流路のうち一方が前記回転軸に対して中心位置で延びており、他方の縦方向流路が前記第1の縦方向流路に対して偏心してまたは同軸上に延びている、ことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項15 前記横方向孔(16a、16b、17a、17b)が、それぞれ前記回転軸Dの方向に互いに軸線方向にずれるように配置されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項16 前記横方向孔(16a、16b、17a、17b)が、それぞれ径方向に対して角度を付けて向いていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項17 前記横方向孔(16a、16b、17a、17b)が、それぞれ径方向に対して平行に向いていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項18 前記横方向孔(16、17)が、運転時の前記中空軸(18)の回転中に前記横方向孔(16、17)においてそれぞれ圧送効果または吸込み効果が生まれるように方向づけられていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項19 前記横方向孔のそれぞれ2つの隣接する孔(16a、16bおよび17a、17b)が、それぞれ、油が前記横方向孔の一方を通って前記縦方向流路の一方に圧送され、空気と、場合によっては油とが前記他方の縦方向流路から前記他方の横方向孔を通って排出されるように方向づけられていることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項20 前記縦方向流路(14、15)の一方が圧送し他方が吸い込むように、前記横方向孔(16a、16b、17a、17b)は、ピーリングディスク状にかつ回転方向とは無関係に形成されていることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項21 前記横方向孔(16a、16b)が、前記中空軸(18)を取り囲む回転式導入要素(32)の少なくとも1つの共通の環状空間(19)または互いに軸線方向に隔離された2つの環状空間(19a、19b)に通じていることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項22 前記回転式導入要素(32)の前記2つの環状空間(19a、19b)から、別々に供給および排出配管(6、13)が前記補償容器(7)内に導かれることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項23 前記潤滑剤補償回路(5)が冷却装置(30)を有することを特徴とする、請求項1〜22のいずれか一項に記載の歯車装置。 請求項24 前記潤滑剤補償回路(5)がフィルタ(34)を有することを特徴とする、請求項1〜23のいずれか一項に記載の歯車装置。
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